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小林よしのり
2016.10.4 09:08政治

稲田朋美の化けの皮が剥がれてきた


稲田朋美がどうも変だ。

815日の「全国戦没者追悼式」も「靖国参拝」もすっぽ

かして、アフリカ東部ジブチを訪問したことを、930日の

衆院予算委員会で、辻元清美に追及されて泣いていた。

もちろん「靖国参拝」から逃げるためのジブチ訪問だったからだ。

 

そのときの飛行機に搭乗する直前の稲田の様子がネットで

見れるが、ジブチは安全だから、バカンス気分で、ニッコニコ

しながら、奇妙なオタク・ファッションで、出掛けているのだ。

「靖国参拝」を回避できるのがそんなに嬉しかったのだろうか?

 

ついでに言っておくが、辻元清美は夏のお盆の時期を

「全国戦没者追悼式」に参列するか、年老いた両親を連れて、

父方の祖父が眠る戦没者の墓へ墓参するかの、どちらかで

過ごしているという。

 

辻元はサヨクで、稲田はホシュなどという区分で人を見ては

いけないということの証明のようなものだ。

 

さらに稲田朋美の真実の姿が明らかになったのは、917日に

南スーダンの首都ジュバを訪問する予定だったのに、これを

じんましんが出たという言い訳で、ドタキャンしているのだ。

 

そのドタキャン直後に、南スーダンPKOに参加している

陸自宿営地の隣で銃撃戦があったらしい。

そもそも7月にも首都ジュバで大規模な戦闘が発生したらしく、

死者も出ているので、この事実を知って恐くなった稲田朋美は

逃げたんじゃないかと疑われている。

 

去年の立憲主義を無視した乱暴な安保法の成立で、自衛隊は

PKO活動で「駆けつけ警護」も行わなければならなくなった。

その下見の訪問のはずなのに、防衛大臣である稲田朋美は

逃げているのだ。

 

靖国参拝、回避!

南スーダン訪問、逃避! 

辻元の追及、涙目!

防衛大臣がこんなヘタレで大丈夫か?

 

稲田朋美を主婦に戻せ!

この女は言うだけ番長であって、覚悟がない!

皇統の「男系原理主義」に心酔する「名誉男性」の正体なんて

こんなものだ。

「男系オヤジ」のアイドル・稲田朋美は「ヘタレ」である!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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